国際と農村漁村女性

2014年11月 4日 (火)

JICA集団研修「農村女性能力向上」コースを今年も行っています

平成26年度 JICA集団研修「農村女性能力向上」コースで、10月22日一般社団法人女性・生活活動支援協会会長の坂東真理子(昭和女子大学長)が、「我が国の男女共同参画とジェンダー」と題して、講義を行いました。

このコースではアジア・アフリカの普及職員や女性関係部署の公務員が参加しています。

日本の女性地位向上に対する政策と会長の熱い思いが伝わり、研修員に好評でした。

この研修は2か月半にわたって行われ、12月初めに終了する予定です。

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2013年6月28日 (金)

第9次ヨーロッパ男女共同参画視察「ドイツ南部・オーストリア・北イタリアの山間農業地帯における食農連携から学ぶ」参加者を募集します!【終了しました】

第9次ヨーロッパ男女共同参画視察
「ドイツ南部・オーストリア・北イタリアの山間農業地帯における食農連携から学ぶ」
参加者を募集します!

 

第9次ヨーロッパ視察を平成25年9月1日(日)~9月9日(月)の日程で開催します。

今年は、南ドイツのミュンヘンを起点に、有機畜産・野菜栽培農家の視察、農業経営と観光リンクさせたチロル地方の農家民宿体験、ドロミテアルプスでの傾斜地での山岳農業、北イタリアでのワイン農家の視察を予定 しています。

さらに、南チロル地方の農村女性連盟との交流、農業学校や家政学校などの担い手教育に関しての視察も予定しています。

是非、この機会にヨーロッパでの食農連携やグリンツーリズムの取り組みに触れてみませんか?

参加を希望される方は、平成25年7月26日までに「旅行社ベストワールド」へお申し込み下さい。

※応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

●ツアー詳細パンフはコチラ→【PDF書類をダウンロード】
●お申込み用紙はコチラ→【PDF書類をダウンロード】

関連リンク:女性・生活協会ホームページ

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2013年4月26日 (金)

韓国スタディツアー「農村女性起業にふれ食文化と女性支援施策を知る」参加者募集中!

韓国スタディツアー
「農村女性起業にふれ食文化と女性支援施策を知る」
参加者募集中!

 

昨年に続き、第2弾の韓国スタディツアーを平成25年7月1日(月)~4日(木)の日程で開催します。

韓国の農業・農村を視察し、農産加工や体験受け入れ、農家レストランなどに取り組む女性起業家を訪問し、実際に加工体験も行います

また、環境と調和した農業として推進されている親環境農業の現場も訪れます

さらには、韓国の農村女性施策を担当する農村振興庁を訪問し、韓国の女性農業者リーダーおよび普及関係者などとの交流も予定しています。

同時に、消費の最前線であるスーパーや伝統的マーケットの京東市場も視察します。

韓国の健康重視の伝統食文化に触れつつ、世界文化遺産の視察も予定しています。

是非、この機会に韓国に行ってみませんか。

参加を希望される方は、平成25年6月5日(水)⇒12日(水)【※延長しました】までにFAXでお申込み下さい。

●ツアー詳細はコチラ→【PDF書類をダウンロード】
●お申込みFAX用紙はコチラ→【PDF書類をダウンロード】
●参加費のご案内はコチラ→【PDF書類をダウンロード】

―昨年7月に開催したツアーの様子―
Wine
↑女性起業モモワイン加工
Restrantmenu
↑農家レストランのメニュー

関連リンク:女性・生活協会ホームページ

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2012年5月29日 (火)

詳細決定!!韓国スタディツアー~農村女性起業の実際と農村女性支援~

詳細決定!!韓国スタディツアー
~農村女性起業の実際と農村女性支援~

女性・生活協会視察企画の韓国スタディツアーの詳細が決まりました。
女性起業の実情視察や体験、韓国農村振興庁での日韓セミナー(農村女性起業と農村女性支援)への参加、食事は農家レストランです。みなさまの活動に大いに参考になります。

ツアー日程表と参加申し込みはこちら→「koreastudytour.pdf」をダウンロード

申込締切日は6月15日(金)、先着20名まで。

○視察内容の問い合わせ:女性・生活協会 齋藤京子まで
   TEL:03-5777-5383  FAX:03-5777-5385
   e-mail:saitou@weli.or.jp

○参加申し込み:京王観光神奈川北支店 岡田秀一まで
  FAX申し込み先:042-786-6156
   TEL:042-786-6155

「韓国スタディツアー~農村女性起業の実際と農村女性支援~」

【視察期間】2012年7月9日(月)~7月12日(木)

【視察費用】
お一人様 119,800円・・・Aパターン
お一人様  63,500円・・・Bパターン
*1海外旅行傷害保険代別途 
*2Aパターン成田往復、Bパターン各地発(インチョン集合)
*3ホテル個室使用は、別途14,000円の割り増し

【視察概要】何度も韓国を訪れ、韓国の女性農業政策や普及について造詣の深い日本大学の川手督也教授をコースリーダーとしたスタディツアーを企画し全日程同行していただきます。女性・生活協会から専務理事の齋藤京子が参加します。視察先は、首都ソウル近郊のお米や高麗人参の産地である京畿道キンポ市、ソウルから南へ車で約3時間にある桃やブドウ、梨などの産地の忠清南道ヨンギ郡など、観光では訪れることができない所ばかりです。また、韓国の農業研究・普及・教育を担う中心的機関である農村振興庁を訪れ、韓国の普及指導員や農村女性リーダーらと関連するセミナーを行いつつ、交流を図ります。

関連リンク:女性・生活協会ホームページ

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2012年2月20日 (月)

ジンバブエ・フォローアップ研修(2012年1月28日~2月6日):ムレワグリーンツーリズムプロジェクトを訪問して

ジンバブエ・フォローアップ研修(2012年1月28日~2月6日):
ムレワグリーンツーリズムプロジェクトを訪問して

 

JICA筑波国際センターから貴重な機会を頂き、セネガル・ブルキナファソ・レソト・カメルーン(全てアフリカの国々)からの帰国研修員合計7人を招き、同じくアフリカのジンバブエで第三国フォローアップ研修を実施してきました。

なぜジンバブエかというと、帰国研修員のシンシアさんが実施している「ムレワグリーンツーリズムプロジェクト」の評判が高く、実際に間近で調査して欲しいとのご依頼があったからです。

このムレワグリーンツーリズムプロジェクトは、日本での研修中にしまなみ海道のグリーンツーリズムに感銘を受けたシンシアさんが自国に戻って始めたプログラムで、地域の人々を生活改善実行グループとして育成し、組織化をすすめてきました。

まだ寒さの厳しい東京から、香港-ヨハネスブルグを経由して飛行機を3本乗り継ぎ、ほぼ2日間かけて到着したジンバブエの首都ハラレは、高地のため空気も清々しく、思いがけずとても清潔で整然とした街でした。

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2011年5月30日 (月)

もうひとつのCSW55 ~ニューヨーク・アグリウーマンに出会う~

もうひとつのCSW55 ~ニューヨーク・アグリウーマンに出会う~
  1. 第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)参加
  2. もうひとつのCSW55 ~ニューヨーク・アグリウーマンに出会う~ ※本記事

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ニューヨークの農業女性団体に会ってきました!

その名も、ニューヨーク・アグリ・ウーマン

Imgp0911ニューヨークと聞くと、立ち並ぶ高層ビルやブロードウェイの華やかなネオン、ショッピングストリートなど、超都会のイメージを持っていましたが、それはニューヨーク・シティーいわゆるNYC、マンハッタンの話だったんですね。

ニューヨーク“州”となると、広大でたくさんの農村地域が広がっているなんてびっくりしました。

とりわけ、ニューヨーク州は酪農が大多数を占めるそうです。

会員の方の活動が少し見えるサイトがあるので、是非ご覧になってください。

 

 

① レベッカさん (彼女のブログサイトがとても好きです)

安全な食糧を家族や子どもに与えたいという強い思いで、自ら情報を集め試行錯誤で農薬を使わず、ヨーロッパで古くから伝わる有機栽培手法でトマトなどの野菜を栽培・販売しています。

伝統的な栽培方法にこだわりながら、ブログやフェイスブック等のICTを使用して有機野菜や農村生活の情報を発信し消費者の食の安全や持続的農業に関する教育に力を入れているそうです。

そして、農業のイメージを消費者に魅力的にかつユニークに伝えています。

ここから、彼女のサイトが見られます。 

 

 

②エリカさん(38歳)

酪農家の家に生まれ、酪農家と結婚し3人の娘をもつエリカさん。

25年間かぼちゃを使ったビジネスを行い、かぼちゃ狩りや、ベーカリー、ハロウィーンギフトショップなど起業活動を幅広く手がけています。

そんなエリカさんは、第一子が生まれるまでは、ソーシャルワーカーとして働いていましたが、子どもが生まれたことを機に、育児や家事に力を入れたいと思い、仕事を辞め家で出来るかぼちゃビジネスに力を入れ始めたとのこと。

現在、エリカさんは、ベーカリーとかぼちゃ事業の運営を任されており、スタッフ25人の管理から、100を越える小学校などの社会科見学ツアーの受入などをこなしているそうです。

20年間以上、ニューヨーク州でアグリビジネスを手がけている経験をもとに、エリカさんは女性農業者が自分達の専門性を見つけ、農業に楽しみを見いだし、そして成功することに大いに関心があると話してくれました。

彼女のサイトはこちらから見られます。

 

参考リンク:第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)
        (男女共同参画局ホームページより)

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2011年5月26日 (木)

第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)参加

第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)参加

  1. 第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)参加 ※本記事
  2. もうひとつのCSW55 ~ニューヨーク・アグリウーマンに出会う~

2011年2月22日から3月4日の2週間、ニューヨークの国連本部において、第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)が開催されました。

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今年のメインテーマは「完全雇用と適切な労働への女性の平等なアクセス促進を含む教育、訓練、科学・技術への女性と女児のアクセス及び参画」となり、科学や理系分野の教育に特に焦点が置かれていました。

S_p1010025その中でも、来年のCSW「農村女性のエンパワーメント及び貧困、飢餓撲滅、開発における女性の役割」を意識し農業や農村女性に焦点をあてたイベントもありました。

主催団体は国際農業開発基金(IFAD)国連食糧農業機関(FAO)となり、主にアフリカ圏の農村女性を焦点にあて、科学や技術を使った農業の生産性向上に関する事例を紹介していました。

IFADパネリストは、労働集約型である農村女性の農業の現状を指摘し、水汲みや料理、収穫から加工に関する労働を軽減する為の新しい技術をケニアで導入するプロジェクトの状況について発表。実情においては農村女性に新しい技術が実践されにくい点も課題として挙げていました。

また2010年7月に、女性に特化した4つの機関(女性の地位向上部、国連女性開発基金、国連国際婦人調査訓練研修所、ジェンダー問題と女性の地位向上に関する事務総長特別顧問室)が1つに結合され誕生したUN Womenの結成後から初めてのCSWとなり、結成イベントが開催され、2006年から2010年までチリの大統領を務めたUN Women代表バチェレ氏のスピーチがありました。(残念ながら出席はできませんでしたが。。。)

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WELI(女性・生活協会)としては昨年のようなNGOイベントは開催しませんでしたが、国連婦人年連絡会、国連NGO国内婦人委員会、JAWW(日本女性監視機構)の3団体が主催となって企画した、日本政府国連代表部が後援するイベントに参加しました。

Imgp0923このイベントは「農村女性のエンパワーメント」をテーマにパネル・ディスカッションが行われ、当協会の坂東会長が司会を務めました。

国際会議の場で元気な農村女性を紹介したいとの主催団体の意向により、日本から日本農業法人協会副会長を務める降矢セツ子氏がイベントに参加されました。Imgp0924

降矢さんは、福島県郡山市で夫と共に水耕栽培を主とした農園を経営しており、農家に生まれ、農家に嫁いだ彼女の43年に渡る話を、農家の嫁として、また農業者としての苦労話や成功への転換を交え、自然災害やO-157事件など、どのように経営者として乗り越えて今日まできたかを発表しました。

このイベントには、ケニヤ、ガーナ、カナダ、台湾、タイ、アメリカ、カナダ、イギリスなど、様々な国の参加者が計67名集まり、日本の農村女性の生の声を聞けたことはとても有意義であり、また彼女の姿勢に感銘を受けたとの多くの感想が寄せられました。

このイベントでは、国際課が降矢さんの発表原稿の編集や翻訳、イベント時の通訳を行いました。

来年は農村女性がテーマになっており、WELIにとって更に大きな意味をもつイベントとなり楽しみです。

 

参考リンク:第55回国連婦人の地位委員会(CSW55)
        (男女共同参画局ホームページより)

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2011年4月27日 (水)

もうひとつのAPEC食料安全保障担当大臣会合 in 新潟

~もうひとつのAPEC食料安全保障担当大臣会合 in 新潟~
  1. 概要
  2. もうひとつのAPEC食料安全保障担当大臣会合in 新潟 ※本記事

 

10月中旬、JICA集団研修まっ只中に開催されたAPEC食料安全保障担当大臣会合。

東京での講義終了後研修員にバイバイを告げた後、いざ新潟へ!

生まれて初めての新潟にワクワクしながら、新幹線に乗り込みました。

今回は会合が行われる隣接会場に設置した展示ブースでの接客・通訳が主な対応でしたが、各国の大臣クラスが集まるということで、上手く説明や対応ができるか、失礼なことはないかと、とても緊張しました。

そんな緊張を抱えオドオドしている私の隣で、とても凛々しく且つ笑顔で、しかも手際よく準備や対応をしていたのが、女性起業家の農村女性の皆さんで、この2日間の展示会場で、誰よりも輝いて見えました。

Apecそんな皆さんのお手伝いをさせていただき、たくさん勉強することとなりました!ありがとうございました。 しいたけブラザーズでも有名な横田さんは、富澤さんと同じくらい背が高くて、しかも姿勢がピンっとしていて、「かっこいいな~」とついつい見とれてしまいました。

初日ということもあり、時間を取ってお昼をご一緒させて頂いたり、後継者の“イケメン”息子さん3人「しいたけブラザーズ」のお話を含め、原木栽培やマーケティングなど盛りだくさんなお話しを直に聞くことができました。

Apec_2全国女性農業経営者会議を通してお知り合いの横田さんと北見さんは、久しぶりの再会に話に花が咲いていました。

Apec_3そしてバトンタッチ。 交代の時間になったと同時に、ハム工房まいおか北見さんのデモンストレーションの支度が開始。

驚くほど早い手さばきは目を見張るものがありました。ホットプレートの配線から、取り皿やつまようじの準備、写真や説明プレートやパンフレット配置などなど、ササササーッとこなしていきます。

Apec_4私は追いついていくのがやっとでした。。。

テキパキとした身のこなしと裏腹に、北見さんのチャーミングな笑顔に数時間でファンがたくさん。人を惹きつける魅力も感じました。

その夜は、APEC新潟会合のレセプション・パーティーへ、2日目にブースに立つ倉岡さんと石川さん、協会の富澤さんと参加しました。

Apec_5 Apec_6

国際会議でのレセプションでは、ドレッシーでゴージャスな石川さんの姿が印象的でした。新潟の日本酒を堪能しつつテーブルを囲み、いざ2日目へ!

Apec_7倉岡さんが代表してやってきた古座川ゆず平井の里のゆず茶ジャムやジュースは大好評で、会議終了後の出席者の方々の喉をうるおしていました。

皆さんあまりの美味しさに感激。

この日は会議の開始・終了時間とも重なり、各国の要人の方々がずらり。

倉岡さんは次から次へ集まる人達に対応し、私たちはお盆片手にジュースやジャムパンを配ったりと走り回りました。

Apec_8展示ブースの最後を優雅にかつゴージャスに飾ったのが福岡の石川さんとのバラのフラワーアレンジメント

実は全日の夜のパーティーの後と当日の朝で、石川さんが1人でアレンジしていました。

出発を前に加津子さんの部屋のドアを開けると、バラの良い香りが!

そして、完成されているバラのフラワー・アレンジメントに心を奪われました。

何種類ものバラを使ったアレンジメントはその日だけでなく、次の日も会場を華やかに飾りました。 皆さまどうもありがとうございました!

 

食の会合最高!

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参考リンク:農山漁村男女共同参画推進協議会 平成22年度活動一覧

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2011年4月18日 (月)

APEC食料安全保障担当大臣会合における『女性起業家と地域活性化』展示ブース(10/15~17,新潟)その1【会議概要】

~『女性起業家と地域活性化』展示~
in APEC食料安全保障担当大臣会合

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国内事業班と国際課が協力して、APEC食料安全保障担当大臣会合における『女性起業家と地域活性化』展示ブースを担当しました。

A1展示内容は、

  1. パネル
  2. 全研グループ手作り加工推奨品
  3. DVD放映
  4. 先進女性起業家による起業活動の説明と実演

です。

 

- 先進女性起業家による女性起業活動の説明・実演 -

女性農業者でありプロの起業家として高い意識を持つ日本の女性起業家4名が、女性の視点を活かし、安全な農産物、食文化、農の多様な価値や機能について自ら発信しました。

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↓クリックすると拡大します↓
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海外の要人からも高い関心が集まりました。

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- 全研グループ手作り加工推奨品の展示 -

各ブロックから、生活改善で培った技術と地元産にこだわった農産物加工品である、手作り加工推奨品のうち22品を取り揃え、英訳資料と共に紹介。

日本の生活改善活動の歴史と実績、高い加工・商品化技術と食の安全に対する組織的な取組が評価されました。

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- 日本の農山女性起業および家族経営協定による男女共同参画のDVD作成(日本語・英語) -

展示ブースで放映するために、次のDVDを作成しました。

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英語の映像により、他国からの理解がより深まりました。今後の国内外の会議・イベント・研修での活用が期待されます。

 

   国際課

 

 

参考リンク:農山漁村男女共同参画推進協議会 平成22年度活動一覧

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2011年4月15日 (金)

APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合 活動報告その4【もう一つのAPEC WLN】

~APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合~

 

―もう一つのAPEC WLN―

閉会式で、日本から次回開催国アメリカへWLN旗が授与された瞬間、「本当に終わってしまったんだ。。。」 充実感と共に寂しい気持ちがこみ上げてきました。

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思い起こせば、WLNを知ったのは2008年も終わるころ。WLNは、女性経済リーダー会議というのに、女性起業家として農村地域の経済や活性化をリードしている農村女性リーダーの参加が議論されていないことに疑問を感じていました。

また、ちょうどその頃、国際機関の勧告文の中で「社会的弱者」のカテゴリーに「農山漁村女性」が含まれるという、実態に必ずしも沿っていない報告内容を目にして悔しい思いをしておりました。

「やはり、ビジネス界、都市の人々、世界には、日本の農村女性の生き生きした活動が正しく伝わっていないのか。この状況を変えるために、何か行動を起こさなければ。。。」という思いにかられ、WLNへの参加を模索し始めたのでした。

協会としてエントリーするためにも、色々な議論がなされました。

民の力を集結した国際会議ということで、資金的・マンパワーに余力のある企業・団体の参加は比較的容易ですが、小さな当協会にとっては大ごとです。

通常業務を圧迫しないように、展示のみの参加も話合われましたが、「分科会を開催し、実際に日本の農村女性起業家がパネリストとして表舞台に立って発言することに意味がある」と主張して、皆さんの協力を得ることができました。

開催日までの準備は、さらに大変でした。

取り扱うテーマに関しての話し合い、国内外のパネリストの選定と調整、各国のパネリストの報告内容の確認・助言・修正作業、そして翻訳。英語が堪能で異文化コミュニケーション能力が高いマキさんと手分けをして準備を進めました。

しかし、開催日の前日に、パネリストの一人がなんとドタキャン

最後の最後まで代替者探しに奔走することになり、結果的に関係者の協力で当日ピンチヒッターを見つけ、うまく対応することができました。

国際会議には、このようなケースは希ではないようですが、あまり感心できることではありません。

結果として、これも国際会議での想定事項として、今後の対応に活かしたいと思いました。

~展示準備の様子~
―展示は協会みんなで協力―

Wln1←斎藤専務は、趣味の技術を活かして野菜をオブジェに

0415_3←大工仕事が得意(?)な富澤

Wln2←展示ブースの前で

 

すでに、ブログでご紹介したように、分科会は、有馬顧問の抜群のコーディネートと各パネリストのすばらしい発表や活発な質疑応答のおかげで、国内外のビジネス関係者や他の業界から多くの参加者の高い関心を集めて大盛況でした。

ただ、予想していなかった、いや、出来れば逃れたかったのが、分科会の成果報告です。

閉会式前の全体報告で、各分科会の代表者が分科会の概要や討議内容をわかりやすくまとめて発表するのですが、なんと、その役目が私にまわってきてしまったのです

あのような大舞台で発表するのは、絶対やりたくないというのが本音でしたが、これこそ日本の農村女性起業家の活躍を国際的に発信できる最大のチャンスと自分に言い聞かせ、また、有馬顧問とダブルキャストということで承諾しました。

アンラッキーだったのは、分科会の30分後に全体報告会となる私達は、他の分科会のように十分な準備時間が取れないことでした。そのため、前日、大まかな案をマキさんと作成しておき、当日、30分でまとめて発表することになりました。

0415_5発表のために壇上に上がった時は、およそ500人の参加者を目の前にして、不思議と緊張はありませんでした。有馬顧問が隣にいてくださるというのはもちろんのこと、心強く支えてくださった斎藤専務、鹿野さん、そして、共に戦ったpunchマキさんが壇上から見えたからだと思います。

発表中は、原稿を間違うことなく、相手にわかりやすいように伝えることに精一杯でしたが、終わってふと会場を見渡したら、涙をウルウルさせた斎藤専務と歓喜の笑顔(?)のマキさんの顔が目に入ってきました。

その様子にちょっと戸惑いましたが、大それたこともどうにかやり遂げることができたのかなぁ、と思いながら席に戻りました。

無事終えた今となっては、このような国際会議に関わることで、日本の農村女性の活躍を世界に発信できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。でも、あの大舞台での発表をもう一度と言われると、ぜったいに遠慮しますが。。。

Wln3国際課 富澤

 

参考リンク:農山漁村女性・生活活動支援協会 JICA研修ページ
      APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)公式ページ

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2011年4月 8日 (金)

APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合 活動報告その3【「農林水産業と農山漁村を元気にしている女性達の活躍」のパネル展示・映像紹介】

~APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合~
  1. 概要
  2. 分科会「人・もの・環境を最大限に活かす農山漁村女性の起業活動成功の秘訣」
  3. 「農林水産業と農山漁村を元気にしている女性達の活躍」のパネル展示・映像紹介(※本記事)
  4. もう一つのAPEC WLN

 

―パネル展示・映像紹介―
「農林水産業と農山漁村を元気にしている女性達の活躍」

 

日本の農山漁村女性の幅広い活動を紹介するために、パネル展示DVDの映像紹介を行いました。

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22921006展示ブースには、女性農業者のセンスを活かした、めずらしくてキレイなお野菜ドライフラワー古代米をオブジェとして飾り、他のブースに比べてとても華やかで魅力的な展示となりました。

協会スタッフを常時配置し、協会のパンフレット(日本語・英語)、はっぴぃウーマンネットのチラシを配布しながら、活動内容を丁寧に説明したため、たくさんの訪問者がありました。

 

 

 

 

参考リンク:農山漁村女性・生活活動支援協会 JICA研修ページ
      APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)公式ページ

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2011年4月 6日 (水)

APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合 活動報告その2【分科会「人・もの・環境を最大限に活かす農山漁村女性の起業活動成功の秘訣」】

~APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合~
  1. 概要
  2. 分科会「人・もの・環境を最大限に活かす農山漁村女性の起業活動成功の秘訣」(※本記事)
  3. 「農林水産業と農山漁村を元気にしている女性達の活躍」のパネル展示・映像紹介
  4. もう一つのAPEC WLN

 

―分科会―
「人・もの・環境を最大限に活かす農山漁村女性の起業活動成功の秘訣」
2010年 9月日21日(火) 14:00~16:00
京王プラザホテル 4F 花<B>

【はじめに】

当分科会は、農村女性起業家としての自己・組織・地域変革への努力、経済的な自立、地域活性化への貢献など、農村女性の多様な活躍を世界へ発信することを目的として開催され、当日は様々な分野に携わる150名近い参加者があり、活発な意見交換が行われました。

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“自然・動物・人間の共存を”

北海道で自然・動物・人の調和を目指して酪農を営む岡田ミナ子氏。

2_2自家用の豚をハム・ソーセージに加工して販売し始め、デパートの売場に立った時、お金を出せばいつでも食料を買えるという消費者の態度を目の当たりにしたそうです。そして「食料というのは動物・植物の命であり、私達はこれらの命を頂いて生かされている」ことに気づいたといいます。

このメッセージを消費者に伝えるために、顔が見える販売にこだわった活動を続けています。

「今年は口蹄疫で豚を飼えなかったことが一番辛い。自然界には人間の力が及ばないことがある。このことから自分も学びたいし、他の人にも学んでほしい」と結びました。

 

“農村カフェが雇用創出の場に”

Photo_2台湾の農村女性起業プログラム「ティン・ママ」は、伝統とモダンを融合させた新しい料理開発と経営に関する研修が中心で、健康的でおしゃれな料理を提供する農村カフェの起業家を育成しています。

研修を受けたリ チェン・パン氏は、「地元のしょうがの加工品(クッキー・ジュース)を中心にカフェを経営し、収入が2倍に増えた。娘を含め都市から村に戻ってくる若者が増え、村の雇用の場が広がっている」と報告しました。

 

“経営者としての戦略・決断力”

地元のにんにくの加工品を開発・特産物化し地域を活性化させた佐野房氏。

Photo 活動開始当時は加工商品で成功したJAの例はなく、JA女性部の加工活動に反対の声が多かったそうです。

しかし、佐野氏自らが資金面も含め全責任を負うことでJA関係者を説得し、7年後には赤字から黒字経営へと改善されました。

その後、常勤役員に就任してJA合併を成功させるなど組織を動かす女性経営者としての戦略や行動力の重要性について説きました。

 

“農業技術を女性に”

「フィリピンの農村女性の置かれている状況は未だ厳しく課題は多い」とレイエス氏。

「小さな土地でも十分な生産性を高められる農業技術を女性が身に付けることで、彼らの生活は確実によくなる。

この分科会を通して産業界や技術者と農村女性を結びつけ、新たな協力が生まれることを期待する。そして、若者が農業に憧れ農業に従事する社会を作らなければならない」と述べました。

 

【会場との意見交換から・・・男性社会への挑戦】

岡田氏は、デパートの販売マネージャーがすべて男性で、最初は名刺も交換してくれないなど男性社会で行動を起こすことの苦労を語りました。

この報告に関係して、食品会社に勤める会場の質問者からは「食品産業のバイヤーも男性が多く男性社会。しかし、生活者(消費者)は女性が中心です。」との指摘がなされました。

佐野氏も「JAの役員も男性社会。自分は女性の草分け的存在だったので大変苦労したが、理解者を増やして、これからの女性に苦労させない環境づくりが大事」と訴えました。

4(会場との意見交換の様子)

 

【おわりに】

当協会にとって、初めての国際会議で色々と苦労もありましたが、日本の農村女性起業家の心意気と実績を国際舞台でアピールしたいという所期の目的を達成することができました。

21カ国の内外の方々に日本の女性農業者の取組を印象付け、参加国との共通の課題や意義を共感する場をつくり、意見交換では、生活者と女性農業者のネットワークづくりの重要性を認識する機会となりました。

今後とも女性農林漁業者の取組を内外に伝え、女性のネットワークに努めて参りたいと思います。

 

 

 

参考リンク:農山漁村女性・生活活動支援協会 JICA研修ページ
      APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)公式ページ

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2011年4月 4日 (月)

APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合 活動報告その1

暫くの間ご無沙汰をしておりましたが、久々の国際課からの発信です。

平成22年度もあっという間に終わり、気がつけば桜の季節となりました。

新年度も積極的に国際的な視野を活かした事業を展開してまいりますので、ご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

~APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合~

昨年度は本当にめまぐるしい一年でした。新たに協会の一員となった私にとって、JICA研修を実施しながら、国際会議であるAPEC関連事業に携わることになり、刺激的で学びの多い一年となりました。

Img_4859 APEC議長国として、ひときわ賑わいを見せた2010年の日本。その一つに9月19日から3日間東京で開催された、APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)会合がありました。その中で、当協会は、分科会「人・もの・環境を最大限に活かす農山漁村女性の起業活動成功の秘訣」「農林水産業と農山漁村を元気にしている女性達の活躍」のパネル展示・映像紹介を行い、会議を盛り上げました。

協会に入ってから、日本の女性農業者の皆さまの素晴らしい活動を知る機会に恵まれ、力強くて魅力的な女性農業者の方々にお会いするたびに、励まされもっと頑張ろうと勇気づけられます。今回、そんな彼女たちの活動を、APECという国際会議の場での発信するお手伝いができることにとても興奮していました。

Img_4859国際会議の準備は今回が初めてなので、もちろんハラハラ・ドキドキの連続。各国からのパネリストとの調整には、最後の最後まで色々なハプニングがありながらも、なんとか当日を迎えることが出来ました。文化や環境、社会の仕組みが異なる様々な国の人が集まる国際会議は、準備も一筋縄ではいきません。とても良い勉強となりました。

一方で、このような大きな国際会議の舞台で、パネリストとして参加して頂いた岡田さんや佐野さん、台湾のPengさんは、ご自身の実体験や思いをとても堂々と話されており、改めて皆さまの力強さや魅力を感じました。そんな興味深い発表に対して会場から質問が多く飛び交い時間が足りなくなるほど、分科会は大成功となりました。

P1010788今年度も、様々なことに挑戦しながら成長していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

国際課荒石(富澤)

 

 

 

参考リンク:農山漁村女性・生活活動支援協会 JICA研修ページ
      APEC女性リーダーズ・ネットワーク(WLN)公式ページ

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2010年7月15日 (木)

北海道現地研修に行ってきました!

前回のブログ記事(2010年6月29日「国際課にインターン生がやって来ました」)に引き続き、女性生活協会がJICAから委託している農村女性能力向上コースのお話です。

コースの一環として、農村女性の起業活動、家族経営協定、環境保全、そして地域資源の利用として地産地消を学ぶべく、7月の5日から9日までの5日間、北海道滝川市および芦別市に行ってきました。

インターンのミンさんも、今回は一緒に同行し、研修を含め北海道の自然や文化を満喫してきました。

そんなミンさんに、今回の研修の感想を語ってもらいました。

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北海道にいる間に、研修員達と色々なことを勉強しました。

かーちゃん市の女性グループは、どうやって道の駅にあるお店を設立して、そして成功したかを教えてくれました。

富良野市にあるキララレストランでは、私たちは美味しいカレーライスを食べただけではなく、農村女性の起業、それに関わる普及員さんの起業支援活動の重要な役割を学びました。

池田さんの農園と山木さんのエコファームに行って、家族のメンバーの役割をはっきりすることの重要性を勉強しました。

そして、「手作りの家とまと」で、みんなは初めて自分でトマトジャムを作ることができ、とても楽しかったです。

研修旅行の最後の日に、空港に行った途中で、もう一人の女性起業家小栗さんのレストランに止まりました。どうやって成功したかの話を聞き、たくさんの質問をしました。その後、みんなで食べた名物のイチゴのアイスクリームは、とても美味しかったです。

札幌の新千歳空港でバスを降りた後、みんなで運転手さんと里村さんに感謝の気持ちを伝えて別れました。滝川市のみんなさんのおかけで、面白くて、勉強になる一週間を経験しました。

みんな、とてもうれしい気持ちで、一週間の研修旅行を終えました。滝川市、芦別市のみなさん、色々お世話になり、本当にありがとうございました!

ミン

参考リンク:女性・生活協会「国際協力」
       女性・生活協会ブログ 2010年6月29日「国際課にインターン生がやって来ました」

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2010年6月29日 (火)

国際課にインターン生がやって来ました

国際課では、6月21日から、ハーバード大学からのインターン生ユー・ミンさんを1ヶ月ほど受け入れることになりました。

ミンさんには、女性生活協会が行っているJICA集団研修「農村女性能力向上」コースに参加してもらい、庶業務をお手伝いしてもらいながら、日本の農村女性の生活改善の軌跡を学んでもらえればと思っています。

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研修生と一緒に踊るミンさん(一番右)。 

ミンさんは、日本語を勉強し始めてからまだ1年半しか経っていませんが、とても上手に日本語を話し、周りの人たちとコミュニケーションをとっています。
以下、ミンさん本人から挨拶です。

 

皆さん、こんにちは!

私はミンと申します。

アメリカのハーバード大学で勉強して、今はインターンとしてWELI(女性・生活協会)で働いています。

日本に来て最初の二週間は衆議院議員の篠原孝先生の事務所で働きました。

その間に、いろいろなことが起きました。

元総理鳩山さんが辞めて、管直人さんが総理になって、そして篠原先生が農林水産省の副大臣になって、すごくいいタイミングでした。

今は参議院の選挙が始まったから、とても楽しみにしています。

日本の社会と政治がもっと安定するように祈っています。

今、私はWELIで、親切な同僚と一緒に働いて、色々な国から来た面白い人たちと会って、嬉しいです。

周りの人のことをもっと、もっと知るために、頑張ります。

参考リンク:女性・生活協会「国際協力」
       衆議院議員 しのはら孝 blog

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2010年6月 2日 (水)

「農村女性能力向上」コースの現場から①

まずは、女性・生活協会が実施する「農村女性能力向上」コース研修の紹介から。

その歴史は古く、1980年からJICAの委託事業として開始しています。これまで開発途上国から受け入れた研修員は、アジア・アフリカ・中南米・大洋州・中近東等の78カ国、353人に及びます。これほど長く、開発途上国のために一貫して研修を実施しているのは、「ひとづくり」を重視する日本ならではのものではないでしょうか。

何かを学びたいと思ったら、その国へ行って、その国の人と寝食を共にして、同じ目線で文化や考え方も含めて学ぶことが一番です。とはいえ、言葉も文化も異なる開発途上国からの研修員が日本の経験について学ぶのですから、期待どおりに理解してもらうには、様々な工夫が必要になります。さらに研修員の知識・技術の習得だけでなく、帰国後にも自国の発展のために所属組織が一丸となって取り組める実践的な研修プログラムを提供しつつ、各研修員にきめ細かく指導しなくてはならず、本当に大変です。

わたしたち女性・生活協会のスタッフは、研修監督者であるJICAと個性豊かな研修員に挟まれる中間管理職のような立場。研修中は気が抜けないし、気苦労も多いです。白髪も増えるし、研修員が夢にちょくちょく出てきます。その大変さがやりがいへと変わるのは、やはり研修員の成長をじかに支え自分の成長として共有できることにあるかもしれません。

今年度も研修へ多くの応募をいただき、2回の実施となりました。1回目は5月25日~8月6日までのおよそ2カ月半アルバニア・インド・ナイジェリア・タジキスタン・イエメンから女性1名ずつ、さらにアフガニスタンとブルキナファソから男性1名ずつの参加となりました(女性5名、男性2名)。

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参加者はみな政府やNGOで農村女性支援に携わっているとはいえ、その職務内容・経験・語学レベルなどはまちまちです。

研修での使用言語は英語ですが、英国を宗主国としていたインドのシャーさん、ナイジェリアのアイ・ジェーさんが流暢に英語を話す一方、シャーさんのインド英語は早口でトーンが同じ。お経のように聞こえ、つい眠くなってしまいます。彼女の英語に慣れるには時間がかかりそうです。

大きな目を見開きジーと黙って聞いているのはサレムさん(イエメン)。彼女は一生懸命ゆっくり説明しても、まだ反応は鈍いです。これからレベルの違う研修員をどうやってリードしていこうかと色々な思いがよぎります。

バハームさん(アフガニスタン)とタスさん(ブルキナファソ)の男性陣は、今のところ好感触。はたして、女性陣を紳士的にリードする味方となるか、ダメージを与える問題児になるか!?

これから、色々とハプニングが起こると思うので、こちらも皆さんとシェアしていけたらと思います。どうぞよろしくお願いしま~す♪

国際課 富澤

参考リンク:女性・生活協会「国際協力」
       JICA筑波「研修員受け入れ事業」

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2010年6月 1日 (火)

開発途上国への研修を通して、日本の農山漁村女性の活躍を世界へ発信しています

「日本が世界に誇るもの、それは、トヨタでもソニーでもない。日本の農家女性自らが生活の向上を実践してきた『生活改善グループ活動』だ。彼らの活動は、戦後の荒廃から経済発展を成し遂げた現在に続き、今や地域リーダーとしてなくてはならない存在。元気で活力のあるところには、必ず生活改善グループと生改さんがいる。この二者の生き様から、研修の目的である農村女性のエンパワーメントの要素を研修員一人一人が発見し自国で活かしてほしい」

これはJICA「農村女性能力向上」コース初日のオリエンテーションで、開発途上国からやって来た研修員に話す最初の言葉です。その瞬間、研修員が目を大きく見開き、希望に満ちた表情になります。やりがいと共に責任が重くのしかかってくる瞬間。

わたしが女性・生活協会でこの研修を担当するようになって4年目。毎回毎回、新しい発見と諸先輩からの教えがあります。研修中は無我夢中で走りっぱなしですが、研修を通して世界のロールモデルとなりうる日本の農村漁村女性の凛としたしなやかさと強さを目の当たりにするにつけ、日本の農山漁村女性の活躍を世界へ伝えるという使命に喜びを感じています。と同時に、開発途上国を含めた世界と日本をつなぐことで、今後の日本の農山漁村女性のさらなる飛躍への一助となればという大それた思いもあります。

この“国際と農山漁村女性”というカテゴリーでは女性・生活協会の活動の1つである開発途上国への研修業務を通じて感じたこと、発見したことなどをお伝えできればと思っています。

次回からは、「農村女性能力向上」コースの現場からと題して5月25日に開講した研修の様子をご紹介したいと思います。

国際課 富澤

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鹿児島県の生活改善グループ員さんから貴重な教えをいただく(昨年度の研修)

参考リンク:女性・生活協会「国際協力」
       JICA筑波「研修員受け入れ事業」

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